死ぬまで 生きる。

主観的で個人的な日常生活について

去年1年振り返ると、メモ程度の内容でも長くなるよそりゃ。

ブックマークを押したら、特別お題キャンペーンの文字が目に飛び込んできたので、

#この1年の変化」がブワッと浮かんできたので、書き残しておこうかなという気持ちになりました。

窮屈なこと、悔しい思いをすることが多かった年でしたが、そんな中だからこそ感じ取れたり考えたりできたことも多いので。

 

1月~2月は、まだ”対岸の火事”を見ている気分で、社内で在宅勤務の話がささやかれ始めていてもせいぜい2~3週間の事、しかも派遣として働く私には関係ないことだと思っていました。

それよりもアラフォーになり体力の衰えが気になるから、運動習慣をつけよう!パーソナルトレーニングを受けてみよう!と感染症とは関係ないところで”健康意識”を高めていました。

株価がめっちゃ下がって、”うわー。泣くー。回復までどれくらいかかるかな。もう一段下がるかな。その時買い増ししたいな”とか考えてました。まだ脳内平和でした。

 

3月になって、世間より少し早く在宅勤務が始まりました。派遣社員まで在宅になるとは思っていなかったしその頃はこんなに長引く事案だと思っておらず、ラッキーという気持ちと戸惑いが半々で。いざ始まってみると”一緒に働く人の気配がわからない”不便さや心細さ、何か起こった時の対処への不安がムクムク湧いてきて最初の2週間は本当にしんどくて。でも始まった最初の週はその愚痴をプライベートの友人にこぼすための場もあった。

思っていたより大ごとになるかも知れないと思ったのは、連休の前日。

大阪の吉村知事が連休中府県をまたぐ往来を自粛して欲しいという会見を開いたとき。

毎週のように府県跨ぎで遊びにいっていた私にとっては結構なショック。

社会の空気が変わっていって、そういうのに弱い母親も心身のバランスを崩し始めたりしていました。

 

4月。社会の空気が一気に変わって、緊急事態宣言が出て、重苦しさが一気に増した。

ネイルも付け替えじゃなくて外してしまった。通い始めたばかりのジムも開いていない。家で習った動きをしてみるけれどモチベーションが続かず。

仕事は何故か忙しく、有難いことに”派遣切り”されるような気配はなかったけれど、

ニュースやSNSもCOVID-19一色で、1人で仕事してると世間と隔絶されたような気持ちになって、孤独感を募らせる。SNSで繋がっても”会えない”ことを実感してしまって”普段会えていた人”の動向を知るより、”ちょっと遠くに住む友人”とそっちはどう?とご機嫌伺いしあってました。

株価が上がっていくのが不思議で、”いや、もう1回下がるやろ。夏とかに”って思ってたのですが(上がっていっちゃいましたね)

 

5月のGWには地元の友達と、徒歩20分くらいのところにある大きな公園にピクニックに行きました。

ソーシャルディスタンスピクニックwとか言いながら、友達がテイクアウトしてくれた料理屋さんのお弁当を持って。

久しぶりに”息をした”気持ちになって、私たちの状況なんて関係なく自然界の時間は流れていて、動植物は生きて、季節は移ろっているという当たり前のことを実感した日。五感を使って生きることを思い出した日でした。

 

6月~11月

緊急事態宣言が解除されて、今まで通りとはいかないまでも月に数回は府県を跨いで友人とも会えて、ジムにも通えるようになった。

消毒ジェルやマスクケースを携帯することにも慣れてきて、久しぶりに会社の人と会うこともできたし、食事も出来た。

友人と公園で花火をして楽しんだりすることもできた。山にも遊びに行った。当たり前だったことが”ままならないこと”になった分、1回1回が愛おしい時間になりました。

外出する機会が激減したので、普段しないような贅沢も。

Not go toでミシュランのビブグルマンのお店にお寿司ランチ(お任せコースオンリー)を食べに行ったり、友人家族が誘ってくれて、1泊旅行にも行った(こっちはGo to)。普段から外食は好きだけど、基本的に気軽に飲める友人知人のお店とかが多いし、旅行の趣味もない(荷造り荷ほどきプラン決め諸々めんどい)ので、贅沢感すごかったです。ただ、感染症対策しながらの外出&ぬぐえない緊張感が常にある状態なので解放感が半減するのは仕方なく。。。

緊急事態宣言解除しても家からほぼ出ない日も多く、雑談不足を感じてこのブログを始めたりもしたし。(10日くらい本当に1歩もでないときもある。通販大好き)

友人が仕事で独立することが決まって、少しお手伝いさせて貰うことになったり。 

それなりに、楽しい思い出も作れた日々だったのですが…

秋に祖父が亡くなって(高齢で)、密になるといけないという理由でお葬式に参列できなかったときの気持ちは、なんともいえないものでした。

 

そして。

ニュースやSNS、株式の動き、社会の流れを見ているうちに、私の中で”これからどうやって生きていこう”という思いがムクムクムクムク。と湧いてきました。

実際に友人知人と会うなかでも、自粛期間中の過ごし方や、多くの友人知人がそれぞれ孤独や不安と戦っていたことや心身の不調を感じていたことを話しているうちにキャリアチェンジについて考える気持ちがムクムクムクが膨らんで。

幸い株価が上がっていて、勉強するための資金捻出が可能ということもあり、株を(全部じゃないけど)売って、夜学に通うことを決意しました。

 

12月~年明けは

再び重苦しい空気が漂い始める世間の空気も感じつつ、夜学に通うための準備で、そもそも外出している暇がない状況になったので、かえって忘新年会がない寂しさを感じることは少なかったです。(かといって良かったとは決して思えないけれど)

忘新年会出来なかったので、お正月は贅沢しようと生まれて初めておせちを買って、それが美味しくてとても嬉しかったけれど、ここ数年の年明けのように清潔だけどおしゃれとは言い難い安い居酒屋でワイワイやりたかったなという気持ちは消せないんですよね。これが。

入試や入学準備でバタバタしてるから、必要以上に寂しくならないという感じ。

 

 

振り返ってみると、引きこもり時間が圧倒的に多いわりには新しい人脈や面白そうなイベント?のお手伝いをさせていただくことや夜学に通うことなど、例年以上に”さきのこと”について考えたり行動している日々(現在進行形)で、何年か先に振り返ったときターニングポイントとして振り返ることになるのだろうなという気持ちでいます。