未来の私はきっとこの数か月の記憶がない。っていうか既に色々思い出せない。
秋ですね…。
鍼灸学生生活がいよいよ折り返しを迎えました。
1年生のときは学校に慣れるのと大量の暗記量に圧倒されつつ、入学直後特有のモチベーションの高さで乗り切り。
2年生になったら勉強ペースにも慣れてちょっとは楽になるかなー。と甘いことを思っていました。
実際のところ、2年生になって感じるのは中だるみ…というより、疲れ…。1年生の時にくらべてどうしても座学に対するモチベーションは下がり気味。
一方だらけたらすぐに赤点になる&技術力が低下する。という現実も見えてきているので、気持ちばかりが焦り、勉強しても頭に入りにくい…という超悪循環が始まりました。
そろそろ後期の試験にむけてブーストをかけたいところですが、前期にかけたブーストの疲れが未だ抜けていない感じです。加齢でしょうか。
ただ、2年生になると学校で習う勉強以外にも興味を持ち始め、
鍼灸の凄さや可能性を実感することも増える一方で
現代日本における鍼灸の立ち位置や課題について考えたりする時間も増えました。
鍼灸興味あるけど、どこに行ったらいいか分からない、東洋医学勉強してみたいけど、本読んでも良く分からない…という気持ちで鍼灸学校に入ったのですが、一年半たった今、どうして「分からない」のかがわかり、自分が何をしていきたいのか、多くの人が鍼灸に期待することは何か。という事を考えていると、時間は一瞬にして過ぎ去り……。
国試後にやりたいことを考えすぎて国試を疎かにして資格とれないという本末転倒なことになりかねない日々。
ただ鍼灸や東洋医学(主に中医学)への好奇心は日に日に増しているので、その魅力を伝えていけたらなぁとは思っています。
ただ…今多くの鍼灸学生が使うであろう東洋医学の教科書の内容は本当の意味で教えられる学校の先生は決して多くなく、中国の病院で働いていた先生や臨床しつつ研究しているような先生の勉強会で学んでいかないと、国試レベルの勉強では臨床では使えない……という実感はあります。
まぁ
東洋医学に精通していなくても、ツボを覚えられなくても肩こりや腰痛をはじめとした疼痛治療は出来るし、いわゆる「鍼灸師」として何も問題はなく。
必要なのは、不定愁訴とか病院行っても良くわからない病気じゃないけど不調。には東洋医学の考え方が出来る方が治せる率が上がるし、ツボはめちゃんこ便利で良くできたツール。
考え方や使い方が色々あるので、〇先生と〇◎先生が言ってることが違う…どっちが正しい?ってなりがちだけど、どっちも考え方としてアリという…なんて世界だ。ってなっているのが今の段階。
これから一年半の間に自分の目指す鍼灸治療を見つけていきたいなぁと思う日々です。
ちなみに…東洋医学の勉強ってどんなことやってるの?という興味のある方へ
多くの鍼灸学校で採用されている教科書はこちら。リンク張ってますが、本屋さんで立ち読みしてから決めるのがおススメ
新年度早々 今年2回目の防災グッズの見直し
先日東北で地震があった時に、2年ほどほったらかしていた防災リュックの中身を点検しました。
何が入っていたかな?って言うのと食品の賞味期限とか。
とりあえず逃げる用なので食事は1日分しか入っていない(というか何日分も入れて持ち歩けないし)
あとは簡易トイレ少しとランタンとかショーツみたいにはける生理用ナプキンなんかを入れていて、まぁこんな感じでいいか……。と思っていたんですよ。
今週の地震の多さを受けて昨夜友人と「用意してる?」「してるけど最低限すぎるかなって思ってて」「やっぱ必要だよね」とかいうやり取りをしながらビビり始めた私。
本日7日分の食料(水付き)と簡易トイレ50回分(使い捨て手袋つき)を買いまして、2万円弱の緊急出費……。
学費の納入やらなんやらで3月めちゃくちゃお金使ったから今月はお金使わないでいたかったのですが、致し方ない。
何かあってからでは遅いのが災害です。お水は容易は勿論なんですが、食事の準備って大事。(あと以前会社の備蓄が賞味期限間近ってことで、頂いたアルファ米が思っていたより美味しかったので、ちょっと期待しているところもある。)
災害時だからって、同じものを毎日食べ続けるのってただでさえ弱っている心がさらに弱ってのっぴきならないことになりそうなので、出来る限りバラエティに富んだセットを選ぶようにしています。お菓子とかも入ってるやつ。
人気なのかなんなのか1か月以上先にならないと届かないものとか、売り切れのトイレとかパラパラ見かけたけど…同じこと考えてる人多いのかな?
あとは7日分の食料をどこに置いておこうか…っていうのが近々の課題です。
40代で新しい生きる術を身につけられているはず。でも実際のところ未知。
あぁ、連日ブログ書けるのももう終わりだなぁ…新学期始まるし。と思いながらブックマークをクリックしたらこんな記事が目に飛び込んできた。
なんとなく、もしどうしても好きでこの人の遺伝子を残したいと思えるような人に出会えたら36歳までに産みたい。と思っていた。
36歳になって、特にこれといった結婚願望もおぼえず、これはもうこのまま好きに生きろというお告げということやなと思い、
ならば、今あるお金はまだ少し自分のためだけに使えるお金があるじゃないか。これからの生き方をどうしよう。となってしばらく何も見つからずにダラダラっとそれなりに楽しく過ごし、めぐりめぐって興味と勢いで鍼灸の門を叩いた私。
順調にいけば40代は鍼灸師と名乗れるようになっているはず。
とはいえ、実はまだどんな鍼灸師になりたいか決められていない。
学ぶうちに見えてくるかなと思っていたけど日々の勉強に追われてそこまで頭が回らない。将来への不安を感じたり妄想したりする時間がないからこそ、目の前の勉強に集中できてるとも言えるかも…と思ったりもする。
特別ワクワクするわけでもないけれど、人生を豊かにする知識と技術、それも自分だけでなく周りの人の人生も少しご機嫌に出来る技術を身につける。それをどう活かそうか…。
40代…不惑…ねぇ…。死ぬまで迷うよ。多分、私は。
このブログのタイトルにしているけれど、私は多分「死ぬまで 生きる」しかできない。
そこには、一生青春とか人生楽しもうとか、生きた証を残したいとかそういうテンションは基本的になくて。
死にたいような気持になっても、生きることに対して何となく前向きになれてるときも、とりあえず「生きる」自分がいま生きていることを忘れない。心臓か脳が動きを辞めるその時まで。焦らなくてもその時は必ず来るから。
そう考えたら、40歳になることよりも、40歳になったときの自分の体力や気力が目下最大の興味。その歳になった時にその時の体力と気力と気分で生き方を変えていかな。と多分生きるの嫌になりそうだな。
ってここまで書いてて思いました。終。
確かにそうだけど、ビジネス書で陰陽とか五行とか説明されるとは思わなかった。
今日ネットで見つけた記事
記事で紹介されてた本がコチラ。読んでないけどちょっと興味ある。
というのも、中医の勉強を始めて、皆が戸惑い、そして勉強を進めるほどに大切だと思えるものがその根底に流れる哲学への理解だと思っていて。ただ覚えると大分面白くはあるのですがそれをそのままビジネス書にされてる方がいるというのを知って驚いた本日。
陰陽とか五行とか、聞いたことあるけどぶっちゃけそれなんやねん。ですよね。
ものすごい雑な説明をしますと、
陰陽学説という古代中国の思想がありまして、すべてのものは陰or陽にカテゴライズできて、それぞれが対立したり協調したりしながらバランスをとって世界を作っているんだよ。という説。朝があれば夜があり。天があるから地があり。というもの。(相反するものがあるからもう片方も存在出来ている。大事なのはそのバランス)
五行ってのは同じく古代中国の思想でこちらは自然界に存在するすべてのものを
「木・火・土・金・水」に分け、それぞれ特徴を持っています。そしてそれらは互いに影響しあって世界が成り立っている。という考え方。
漢方薬局とか中医とかに興味持ったことのある方なら一度は目にしたことがあるだろうこのイラストのことですね。
このイラストの説明そのものを始めてしますと物凄い長くなるので今回はいったん置いておきます。
で、陰陽学説と五行説っていうのはもともと違う学問なのですが、それがくっついたのが陰陽五行説。それぞれ単体よりも複雑な事象の説明がしやすい。というシロモノです。
で、これらで何が大切にされているかなのですが。
一言で(乱暴に)言うとしたら、バランスが大事!ってことです。
二言で(それでも雑だけど)言うと、すべてのものは繋がっているから、バランスが崩れている部分だけではなく全体を見ることを忘れちゃダメ。(他の部分にまで影響出てるかもしれないし、見えてないところにバランスをくずした原因があるかもしれない。)ってこと。
私はこれを”中医”の基礎の基礎の基礎の基礎(言い過ぎ)として習ったけれど、そもそもは思想とか哲学とか考え方っていう話なので、ビジネスで使われても何ら不思議ではないはずなのですが…。
なんというか、陰陽って占いとかでも使われているし、なんならそういう方面で馴染みある人多いかも?って思っているので、今の日本の職場環境で突然「陰陽の考え方ではね…」と言われたりすることを想像したことがなかったのでちょっと驚きました。