確かにそうだけど、ビジネス書で陰陽とか五行とか説明されるとは思わなかった。
今日ネットで見つけた記事
記事で紹介されてた本がコチラ。読んでないけどちょっと興味ある。
というのも、中医の勉強を始めて、皆が戸惑い、そして勉強を進めるほどに大切だと思えるものがその根底に流れる哲学への理解だと思っていて。ただ覚えると大分面白くはあるのですがそれをそのままビジネス書にされてる方がいるというのを知って驚いた本日。
陰陽とか五行とか、聞いたことあるけどぶっちゃけそれなんやねん。ですよね。
ものすごい雑な説明をしますと、
陰陽学説という古代中国の思想がありまして、すべてのものは陰or陽にカテゴライズできて、それぞれが対立したり協調したりしながらバランスをとって世界を作っているんだよ。という説。朝があれば夜があり。天があるから地があり。というもの。(相反するものがあるからもう片方も存在出来ている。大事なのはそのバランス)
五行ってのは同じく古代中国の思想でこちらは自然界に存在するすべてのものを
「木・火・土・金・水」に分け、それぞれ特徴を持っています。そしてそれらは互いに影響しあって世界が成り立っている。という考え方。
漢方薬局とか中医とかに興味持ったことのある方なら一度は目にしたことがあるだろうこのイラストのことですね。
このイラストの説明そのものを始めてしますと物凄い長くなるので今回はいったん置いておきます。
で、陰陽学説と五行説っていうのはもともと違う学問なのですが、それがくっついたのが陰陽五行説。それぞれ単体よりも複雑な事象の説明がしやすい。というシロモノです。
で、これらで何が大切にされているかなのですが。
一言で(乱暴に)言うとしたら、バランスが大事!ってことです。
二言で(それでも雑だけど)言うと、すべてのものは繋がっているから、バランスが崩れている部分だけではなく全体を見ることを忘れちゃダメ。(他の部分にまで影響出てるかもしれないし、見えてないところにバランスをくずした原因があるかもしれない。)ってこと。
私はこれを”中医”の基礎の基礎の基礎の基礎(言い過ぎ)として習ったけれど、そもそもは思想とか哲学とか考え方っていう話なので、ビジネスで使われても何ら不思議ではないはずなのですが…。
なんというか、陰陽って占いとかでも使われているし、なんならそういう方面で馴染みある人多いかも?って思っているので、今の日本の職場環境で突然「陰陽の考え方ではね…」と言われたりすることを想像したことがなかったのでちょっと驚きました。