死ぬまで 生きる。

主観的で個人的な日常生活について

世界には関係(影響)ない出来事。でも私には。。。

先日、祖父が亡くなりました。

もう90をとうに超えていて、大往生と呼べるかと思います。

 

ただ、もう認知症だったため、ここ数年は私のことも覚えてるのか、覚えてないのかよくわからなかったです。祖父には私以外にも何人も孫やひ孫がいるうえ、もともと誰とでも仲良くできるのに口数も少ないっていうタイプだったので、私を私と認識して話してくれているのか?そこらの人として会話が通じていたのかが謎。

 

。。。コロナのせいで、私、お葬式への出席なしになってしまったんですよね。

伯母や叔父も高齢と呼べる歳になってきているし、お別れは親世代&数人の子供&孫世代でということに。。。

ちょっと寂しい気もするけど、仕方ないよね。と思っていました。

私よりずっと祖父と仲良くて、会いに行っていたイトコやその子供たちがちゃんといるし、私がいけないのは仕方ないし、別におじいちゃん子じゃないし……って。

 

でも、あれですね。やっぱり寂しいですね。

なんでだろう?いい子ぶってんのかな?たいして会いにもいかなかったくせに…って自分に問いかけたりもして。

 

多分、そういうとこもあるのかもしれないけれど。

 

小さなころのことを思い出したんですよね。

 

遊びに行って玄関開けてくれた時の、嬉しそうな顔とか。

「よく来たよく来た」って言ってくれた声とか。

 

で、気が付いて。

祖父が亡くなったっていうのは、

無条件に私を愛してくれた人がひとり、この世界からいなくなった。

っていうことなんですよね。

 

私がただ生まれてきたことを、喜んでくれた人。

遊びに行く、顔を見せるだけで、笑顔になってくれた人。

 

それに気が付いたら、急に泣けてきて。

ありがとう。という気持ちが溢れてきて。

 

それで突然親や他の親戚をもっと大事にしなくちゃーー!!とはなかなか思えないのですが(酷い。いやでもお葬式のゴタゴタで多少揉めたりとかもした直後だし。あしますよね。お葬式トラブル。悲しいしそんなことしてる場合かと思いつつ、ありますよね)

 

いま、祖父に「これからもちゃんと生きるんだよ」って言われた気分でいます。

お墓参り、行くからね。まっててね。